高級スポーツカーメーカーとして有名なポルシェが手掛けるベビーカーについて、詳しくご紹介していきます。車好きのパパママにとって、ポルシェブランドのベビーカーは憧れの的かもしれませんね。それでは、ポルシェのベビーカー事情に迫っていきましょう!
ポルシェブランドのベビーカー製品
まずは、ポルシェが実際に製造・販売しているベビーカー製品についてお話しします。
ポルシェデザインP’4911:カーボンファイバー製の革新的ベビーカー
ポルシェといえば、最先端の技術とデザインを駆使した高級スポーツカーのイメージがありますよね。そんなポルシェが、なんとベビーカーの分野にも進出しているんです!その代表作が「ポルシェデザインP’4911」です。
このベビーカーの特徴は、なんといってもカーボンファイバー製であること。カーボンファイバーといえば、F1マシンなどにも使われる超軽量で高強度な素材ですよね。それをベビーカーに採用するなんて、さすがポルシェです。
デザインを手掛けたのは、Dawid Dawodという人物。ポルシェ車と同じように、高品質な素材と洗練されたデザインを追求しているそうです。見た目もスポーティーで、まるでポルシェの車を押して歩いているかのような気分が味わえそうですね。
高度な機能を備えたポルシェベビーカー
ポルシェのベビーカーは、見た目だけでなく機能面でも最新のテクノロジーを駆使しています。例えば、自動スイッチコントロールを搭載しているんです。これにより、ベビーカーの操作がより簡単になり、赤ちゃんと一緒のお出かけがよりスムーズになりそうですね。
また、ポルシェ純正のベビーカー「WAP 040 500 16」も存在します。このモデルには携帯ベッドが取り付けられるようで、タイヤとベッドのクッションが相まって、赤ちゃんにとって快適な乗り心地を実現しているようです。
ただし、これらの高級ベビーカーには高価格というデメリットもあります。例えば、ポルシェ純正のベビーカーは121,800円という価格設定になっています。一般的なベビーカーと比べるとかなり高額ですね。
ポルシェ純正のチャイルドシート製品
ベビーカーだけでなく、ポルシェはチャイルドシートも展開しています。車内での安全性を重視するポルシェならではの製品ラインナップをご紹介します。
ISOFIXに対応したジュニアシート
ポルシェは、国際標準規格であるISOFIXに対応したジュニアシートを提供しています。「ポルシェ ジュニアシート(ISOFIX規格対応)グループ1」は86,460円からの販売価格となっています。
ISOFIXとは、チャイルドシートを車両に固定するための国際標準化機構(ISO)が定めた規格です。この規格に対応することで、誤った取り付けによる事故のリスクを減らすことができるんです。安全性を重視するポルシェらしい選択ですね。
iサイズ対応のジュニアシート
さらに、ポルシェは「ポルシェ ジュニアシート iサイズ」も展開しています。こちらは身長100~150cmのお子様に適しており、60,610円から販売されています。
iサイズとは、より安全性の高い新しいチャイルドシート基準のことです。従来のISOFIX規格よりも厳しい基準が設けられており、側面衝突に対する保護性能が向上しています。
このジュニアシートは、ISOFIXシステムまたはシートベルトで固定できる versatile な設計となっています。つまり、ISOFIX対応の車種でなくても使用できるということですね。
ポルシェが独自に開発したデザインのこのシートは、両側面に保護パッドを備えており、側面衝突時の安全性を高めています。また、ヘッドレストの高さ調整も可能で、お子様の成長に合わせて長く使用できるのが特徴です。
ポルシェ車とベビー用品の互換性
ポルシェ車に子育て用品を載せることができるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、ポルシェ車とベビー用品の互換性について見ていきましょう。
911モデルとチャイルドシートの適合性
ポルシェの代表モデルである911にチャイルドシートを装着できるのか、実際に検証が行われています。結果としては、911(991)モデルにもチャイルドシートを装着することができるそうです。
さらに興味深いのは、フロントトランクにベビーカーを収納できるかどうかも確認されているということ。ポルシェ911は、エンジンがリアに搭載されているため、フロントにトランクスペースがあるんです。このスペースを活用して、コンパクトなベビーカーなら収納できる可能性があるようです。
ベビーカーの選択肢
ポルシェオーナーの中には、ポルシェブランド以外のベビーカーを選択する方もいます。例えば、オランダのQuinnyメーカーのBuzzというベビーカーがポルシェオーナーに使用されている例があります。
このQuinnyのベビーカーは、ポルシェデザインとのコラボレーションモデルも存在するようです。ポルシェデザインのロゴが入った特別仕様で、非常に珍しいアイテムとなっています。
ただし、このようなハイエンドのベビーカーには注意点もあります。Quinnyのベビーカーを使用したポルシェオーナーの感想によると、タイヤに空気を入れるタイプなので、一度車から出してしまえば軽やかに押せて赤ちゃんへの振動も少ないそうです。しかし、かなり重たいという欠点もあるようです。
ポルシェベビーカーの魅力と課題
ここまで、ポルシェのベビーカー事情について見てきましたが、その魅力と課題についてまとめてみましょう。
ポルシェベビーカーの魅力
- 最先端の技術とデザイン:カーボンファイバーの採用や自動スイッチコントロールなど、ポルシェ車と同様の先進性が魅力です。
- 安全性への配慮:チャイルドシートにおけるISOFIXやiサイズ対応など、安全性を重視した設計がなされています。
- ブランド力:高級車メーカーであるポルシェのブランド力は、ベビー用品においても健在です。
- 快適性:ポルシェ純正ベビーカーの携帯ベッドやクッションなど、赤ちゃんの快適性にも配慮されています。
ポルシェベビーカーの課題
- 高価格:121,800円というポルシェ純正ベビーカーの価格は、一般的なベビーカーと比べてかなり高額です。
- 重量:高機能であるがゆえに、重量が増してしまう傾向があります。
- 汎用性:ポルシェ車専用設計の製品も多く、他の車種との互換性に課題がある可能性があります。
- 入手困難:一部のモデルは非常に珍しく、入手が困難な場合があります。
まとめ:ポルシェベビーカーは誰のため?
ポルシェのベビーカーやチャイルドシートは、確かに魅力的な製品ばかりです。最先端の技術とデザイン、安全性への配慮、そしてなにより「ポルシェ」というブランド力は、多くの人を惹きつけるでしょう。
しかし、その高価格と一部モデルの入手困難さを考えると、これらの製品は一般的な子育て世帯というよりも、むしろ「ポルシェマニア」や「カー好きの親」をターゲットにしているように感じます。
実際の使用感としては、安全性や快適性は確かに高いものの、重量や汎用性の面で課題があるようです。日常的な使用を考えると、必ずしもポルシェブランドである必要はないかもしれません。
それでも、「愛車と同じブランドのベビーカーを使いたい」「子どもにも最高級品を」という方にとっては、ポルシェのベビーカーやチャイルドシートは魅力的な選択肢となるでしょう。
最後に、ベビーカーやチャイルドシートの選択は、安全性や使いやすさ、そして家族の生活スタイルに合わせて慎重に行うことが大切です。ポルシェブランドに惹かれつつも、実際の使用シーンをイメージしながら、最適な製品を選んでいただければと思います。
いかがでしたか?ポルシェのベビーカー事情、意外と奥が深いですよね。車好きパパママの皆さん、これを機に「ポルシェベビーカー」の世界に触れてみてはいかがでしょうか。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!